【アメリカで買った犬を日本に連れ帰る】10. 機内でプリッとな

14時間のフライト

ニューヨークから東京までのフライトは風の影響もあって14時間かかります。
 
うちの犬は、散歩→トイレ→ご飯→睡眠というサイクルを1日に2回繰り返します。フライト時間は1サイクル分に相当。
 
犬は一食くらい抜いても大丈夫だったはず。トイレも「大」は我慢できる。問題は「小」の方です。
 
機内は乾燥しているので、水はマメに採らせるつもりですが、「小」を我慢してしまうと身体に悪影響を及ぼすおそれあり。
 
獣医には、フライト中でもトイレに連れていって犬を歩かせ、トイレをさせるようにアドバイスを受けていました。
 
一番後ろの席を予約したのでトイレはすぐ近くにあります。
 
しかしトイレ内は狭くて歩かせることができないし、犬が落ち着けるような場所でもありません。
 
犬用のオムツも不発。普段着け馴れていないもんね。
 
結局おしっこパッドの上で寝かせているうちに気持ちが落ち着いてきたのか、それぞれ1回ずつやってくれました。
 
さあ、成田空港到着はもう間もなく。結局「大」はしなかったね。

検疫所で最終検査

機体から降りればやることは普段と何も変わりません。
 
わっせわっせと犬を運びつつ、入国カウンターを突破。
 
なお入国カウンターの手前にある検疫カウンターは素通りが正解。
 
検疫所の最終審査は、荷物の受取りエリアにある動物検疫所カウンターで行います。
 
ここでは書類のチェックとマイクロチップの読み取りを行います。
 
書類に関しては何度も何度も確認しているので問題なし。
 
マイクロチップの読み取りは、米国内用のチップしか反応せず焦りましたが、腰の方にスキャナーを当てるとインターナショナルチップの番号が表示されました。
 
危ない危ない。チップはある程度離して埋め込まれるんですね。どちらも首の後ろにあるものと誤解していました。
 
書類が多いので少し時間がかかりましたが、最後に日本の動物検疫所が発行する輸入検疫証明書を受け取っておしまい。
 
後は税関検査台を抜けるだけです。

大団円

全てのステップが終わりました。
 
これでめでたく2匹の犬も日本で暮らせます。
 
「長い道のりやった。」ホッと一息つきました。
 
パートナーはリードを付けて犬を歩かせ、私は犬用のバッグ2個を背負って追いかけます。
 
しかし顔を上げて前を見ると、片方の犬のお尻にあってはならないオブジェクトが!
 
ぷ〜らぷ〜ら、ポトリ。
 
Noooooo!!!
 
パートナーと2匹の犬は気付かずトコトコと歩いていってしまいました。
 
残された私は、大量の荷物の中からトイレットペーパーとジップロックを取り出しUNKを回収。持っててよかったジップロック。
 
何はともあれ、アメリカで買った犬を日本に連れ帰るというミッションは無事完了しました。
 
犬2匹もその後体調を崩すことなく、日本で元気に過ごしています。
 

アメリカで買った犬を日本に連れ帰る ~完~

前の記事:アメリカで買った犬を日本に連れ帰る(その9)〜キャビン持ち込み用バッグ

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