エッセイ
アマガエル

カエルいないね。いないね。家に帰っちゃったのかなあ。そうかもね。バスに乗ってっちゃったのかなあ。そう、かな? フットノート この週末、おじいちゃんとおばあちゃんのうちに行きました。家の前には田んぼが広がっていて、カエルも […]

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エッセイ
7月の鯉のぼり

鯉のぼりいないね。もう7月だからね。亀さんが食べちゃったのかな?亀は食べないと思うけど。 フットノート 家の近所の神社には小さな池があり、鴨、亀、鯉が何匹かずつ泳いでいます。娘はこの池の生き物が大好きです。 5月になると […]

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エッセイ
お月様

お月様は?今日はお月様もお休みかな。お月様、おうちに帰っちゃったのかな?そうかもね。どこかにお出かけしてるのかな? フットノート 娘は夕方になると、必ずお月様を探します。けれど空が曇っていると見えません。そんなときはお月 […]

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エッセイ
パパの辞職願い

パパはね。うん。はなちゃんのパパを辞めます。はなちゃんのパパ!いやだいやだと言ってお風呂に入らないし。お風呂入らない!さくちゃんのパパになるね。はなちゃんのパパ! パパはね。うん。はなちゃんのパパを辞めます。はなちゃんの […]

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創作
人形のへそ

休暇明けのマットがやつれていたのは、遊びすぎたためではなかった。「やあ、マット。休暇中旅行でも行ってきたの?」ぼくはオフィスですれ違ったマットに話しかけた。「ケンか。いやいや、このご時世じせい旅行に行ったりなんかしないよ […]

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哲学
なぜ人はオナラの音を聞くと笑ってしまうのか

こんなことも哲学のテーマになりそうです。そのテーマとは「なぜ人はオナラの音を聴くと笑ってしまうのか」 確かに「プー」という音が聞こえたり、「ブッ」という音が聞こえたり、「スー」という音(無音?)が聞こえたりすると笑ってし […]

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エッセイ
犬の散歩の天才

4歳の男の子がお母さんと一緒に我が家に遊びにきました。その子は幼稚園に通っています。ただ毎日登園しているわけではありません。先生が出した指示に対して、周りの園児よりもゆっくりしかできないので、そのことで先生にあれこれ言わ […]

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創作
【ハンナと先生 南の国へ行く】11. 帰国

帰国したその夜は嘴くちばしになりかけた口がもう元に戻らないんじゃないかと心配で全く眠れませんでしたが、翌朝唇くちびるが少し柔らかくなったのでようやく安心することができました。帰国から丁度1週間で、唇は元の状態に完全に戻り […]

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創作
【ハンナと先生 南の国へ行く】10. ハチドリの声

翌日の夜、ピッコロはなかなか帰ってきませんでした。「今日は遠くまで行くって言ってたもんね」それで夜になると、私たちはピッコロを待たずに晩ご飯を済ませました。けれど寝る時間になってもピッコロは帰ってきません。行き場所は分か […]

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創作
【ハンナと先生 南の国へ行く】9. ホテルの診察室

王子が元気になったと聞いて、王様はとても喜びました。早速先生を自分の住まいに招かれ、何度も何度もお礼の言葉を述べられました。そしてしばらくこの国に留とどまって休暇を楽しんでほしいとおっしゃいました。先生は喜んでその申し出 […]

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