ブックリスト
コロボックル物語

子どもの頃に読んで「日本にもこんなに本格的なファンタジーがあったのか!」と感動した記憶があります。多分指輪物語にかぶれていた頃でしょう。欧米のファンタジーのような重厚さはなかったかもしれませんが、日本の国土や歴史を土台に […]

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ドリトル先生物語

ドリトル先生物語は文句なしに面白い本なのですが、元々黒人蔑視的な表現があるのはハッキリしていました。岩波書店自身がその旨を述べた文章を第1巻に差し込んでいるくらいです。 第1巻『ドリトル先生アフリカ行き』では、アフリカの […]

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青葉学園物語

最近子どもの頃に読んだ本、特に児童文学を再読しています。自分では面白いと思った本でも、その後月日が流れ、娘に読ませるには不適となっているかもしれない。(なので今のうちにチェックしておきたい)そして何よりも大人になった自分 […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】11. 帰国

帰国したその夜は嘴くちばしになりかけた口がもう元に戻らないんじゃないかと心配で全く眠れませんでしたが、翌朝唇くちびるが少し柔らかくなったのでようやく安心することができました。帰国から丁度1週間で、唇は元の状態に完全に戻り […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】10. ハチドリの声

翌日の夜、ピッコロはなかなか帰ってきませんでした。「今日は遠くまで行くって言ってたもんね」それで夜になると、私たちはピッコロを待たずに晩ご飯を済ませました。けれど寝る時間になってもピッコロは帰ってきません。行き場所は分か […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】9. ホテルの診察室

王子が元気になったと聞いて、王様はとても喜びました。早速先生を自分の住まいに招かれ、何度も何度もお礼の言葉を述べられました。そしてしばらくこの国に留とどまって休暇を楽しんでほしいとおっしゃいました。先生は喜んでその申し出 […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】8. 恋わずらい

翌朝、私たちは王子の住まいに招かれました。私も助手ということにしてもらい、王子を刺激しないようピッコロは私の服のポケットに入れていきました。私たちは前日と同じように王宮の森に入りました。今日は空を飛ばない小型の鳥が私たち […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】7. 大魔法使い

ペリカーノ卿に勧められるがまま、私たちは椅子に座りました。周囲をぐるりと森に囲まれている中で、先生と二人で大きなテーブルの前に座っているのは変な感じがしました。私たちはその場でしばらくじっと待ってましたが、どこか違和感を […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】6. 王宮の森

「パロ王国に観光に来られる方はみんなこのホテルに泊まるんです。私も先生方をホテルまでお送りするようパロの王様から依頼されました」運転手が私たちの荷物を降ろすのを手伝いながら教えてくれました。私たちがいる場所は森の中と言っ […]

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児童文学
【ハンナと先生 南の国へ行く】5. トランジット

とても長いフライトでした。私が飛行機に乗るのはこれが初めてではありませんが、こんなにも長い時間飛行機に乗り続けたことはありません。途中でぐっすり眠ってしまったので、今が何時か分かりません。気づいたときには窓の外から見える […]

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